wiiuの最新スマブラでアイスクライマーが使えなくなった理由

      2017/06/05

アイスクライマー不参戦の衝撃

ライター:暇人
(http://fanblogs.jp/sumaburapikatyu/)

大乱闘スマッシュブラザーズ(以下スマブラ)シリーズは、1999年に発売された64版に始まり、2017年現在5作品が登場しています。10万本売れればヒット作と呼ばれるゲーム業界で売り上げ253万本(3DS版)を記録し、世界大会も開催されるなど、衰える事のない圧倒的な人気を博している作品です。

時代と共に進化してきたスマブラでは、シリーズごとに新規参戦するキャラが増え、現在では使用できるキャラクターが30人を超えています。しかしその一方、制作の都合でリストラされたキャラクターもいるのです。中でも印象的なのは、アイスクライマーの新シリーズ不参加という報せでした。

アイスクライマーってどんなキャラ?

アイスクライマー(ポポ&ナナ)の登場作品は、ファミコン版の「アイスクライマー」です。内容は、頂上を目指してひたすら雪山を上ってゆく、というもの。この原作を知らず、スマブラで初めてキャラの名前を知った、という方も多いでしょう。原作が縦スクロールアクションなので、スマブラでも空中横移動のスピードが遅く設定されている事、若いユーザーは知っているでしょうか。

スマブラでアイスクライマーが参戦したのは、ゲームキューブ版の「スマブラDX」からになります。二人のキャラクターが一緒に行動する、それぞれが別のアイテムを持って同時に使用できるなど、他のキャラクターにはない個性を持っているアイスクライマー。

ポポとナナが交互に敵を掴んでは投げ、掴んでは投げを繰り返すハメ技コンボ、通称「投げ連」を延々と繋げられる事でも有名でした。一度捕まったら終わりなので、やられる方はたまらないですよね。上級者同士の対戦で片方がアイスクライマーを使用する際は、相手は地上での近距離戦は挑まない、ポポとナナを分断して各個撃破する、といった戦法がよく見られました。

一部では「存在自体がバグだ」とまで言われたチートキャラだったのです。

スマブラ3DS版やWii U版で不参戦になった理由

しかし、アイスクライマーが登場したのはWii版の「スマブラX」まで。その後に発売された3DS版やWii U版には参戦しませんでした。制作者の桜井氏によれば、「Wii Uでは動いたが、3DSではマシンパワーが足りず動かせなかった」との事。二人のキャラが別々の動作をするという仕様が、携帯ゲーム機のスペックでは再現できなかったという事らしいです。

Wii U版と3DS版は連動させる事が可能で、カスタマイズしたキャラクターのデータをコピーして使う事などができたため、3DSで参戦できないならWii Uでも無しかな・・・みたいな判断だったのでしょうか。また、原作の「アイスクライマー」が新作を出す可能性がほとんどないから、という観点からも、新作への参戦は危ぶまれていたようです。

事情はどうあれ、愛着をもっていたプレイヤーからは悲しみの声が上がっていました。筆者もその一人です。今後、ニンテンドーから新ハードが発売された場合、アイスクライマーを始めリストラされたキャラクターたちに復活の可能性はあるのか。希望を捨てずに待っていようと思います。

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