流行りに興味が無い私が鬼滅の刃を今更ながら見てみた
流行のものに興味が無いファンキキですが、色々な所で無料公開しているので、この機会にと思って見てみました。
ファンキキ的にはとある魔術の禁書目録、ソードアートオンライン、NARUTO、ワンピース、REゼロ等、世間でバズっている作品は、それほど面白くないなーというものばかりだったので、むしろ流行っていると警戒してしまうファンキキです。(あくまで私個人の感想だよ！)
では鬼滅の刃はどうかというと、思ったより面白かったな―というところです。
説明セリフが凄く多い！だがそこがいい！
鬼滅の刃を見て最初に思ったのが、とにかく説明セリフが多い！という所です。1話、2話は、最初なので説明多めなのかなーと思って、やけに説明することに違和感を感じながら見てましたが・・・最後まで一貫して多かった！
とにかくキャラクターが、時に自分の独白で、時に実際に喋って、とにかく状況や考えを喋ること喋ること。戦闘シーンだけでなく、日常シーンでもとにかく説明します。 逆に、禰豆子や富岡、まだ正体が見えていない鬼等、何を思ってるか謎な人は全く説明してくれないですが、それはそれで、退治する相手がガンガン説明を始めます！
一般的には説明セリフは良いとされていなく、キャラが説明すると不自然になり、物語の雰囲気を削ぐとされています。
しかし、私的にはこれがいい！リアルタイムで、キャラクターが何を思って行動して、相手の事をどこまで分かっているのかが伝わってくるので「この状況だからこうする」というキャラの駆け引きが手に取るように分かります。
キャラがこういう論理で動いてるんだなーと分かると、今の状況も分かりやすいし、これからどうするんだろうという想像も捗るし、個人的には、かなりありでした。
恐らく、8割が説明台詞で構成されている鬼滅の刃。ですが、ナレーションもほぼ使わずに、開き直ってキャラにガンガン説明させるのは、むしろ面白くなるんだなぁ。と、新たな発見をしましたね。
和の世界観が良し
鬼滅の刃は大正時代が舞台です。実はこれも私的に不安要素の1つでした。現代でもなく、かといって江戸時代でもなく、中途半端な時代。これも個人的に、あまり好きではない世界観なのですが・・・。
見てみると、大正要素は、ほとんど無いと言うか、和風ファンタジーの世界観でした。「水の呼吸」や「ヒノカミ神楽」等、和風のネーミングは、私的にGOODでした。
流行ったジャンプアニメって、何故か技名がギャグな事が多くて・・・私的には、キャラがその技名を叫ぶと、若干テンションが下がってしまったのですが・・・鬼滅の刃は、その辺りは王道にカッコイイ名前になっていて、和風の技名も雰囲気がいいので、テンションが下がることなく楽しめました。
戦闘シーンは好き！でも、構成が攻めすぎていて・・・
私的にちょっと・・・と思ったのは物語の構成でしょうか。2期とか劇場版とか関係無く、最後6話で戦闘が無いのは退屈でした。キャラ紹介の面が強かったですが、常に説明する鬼滅の刃なので、そこはその都度説明してくれればいいんじゃないのかなーと思って見てました。
で、話の中盤にまとめて入っているのが戦闘シーン。前述の通り、俺はこういう理由でこの技を使ってるんだ！とキャラクターが都度、説明してくれるので、退屈しませんでした。
炭次郎の技も、鬼の技も個性的で、映像も綺麗。説明抜きでボーっと見ていても楽しかったと思いますね。
これも構成的な部分なのかもしれませんけど、禰豆子、善逸、伊之助の戦闘シーンは少なくて物足りなかったのが残念だったかも。数回しかまともに戦闘してなかったので、もうちょっと見たかったなと思いました。
とはいえ、アニオリ展開って結構当たり外れが大きかったりするし、原作は完結済みなので、強引にそうする必要も無く・・・。
原作付きのアニメなので、戦闘が中盤に集中してしまうのはしょうがないよなーとも思います。下手にいじって原作を壊しても駄目だと思いますし。
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