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今話題の”三月のライオン”って何?アニメもマンガも絶賛進行中!

アニメ

三月のライオン、知っていますか?




ライター名:吉成ライター
アニメが好きな人は「あぁなんか今季やってるやつでしょ?」とピンと来たかもしれませんね。そう!今季からスタートしたアニメ「三月のライオン」は、大人気作家の羽海野チカさんが描く、青春(?)将棋マンガです!ここで「将棋」という単語が登場して帰ろうとした人!ちょっと待ってください!この三月のライオン、実は、将棋マンガなのに将棋マンガではないのです。えぇ・・・何を言っているのかわからないかもしれません。でもいいんです!そんな人にこそ読んでほしい、見てほしい、知ってほしい作品なのです!ここでは将棋に興味がない人のために、三月のライオンのおすすめポイントをできるだけ簡潔にまとめてみようと思います!

将棋知らなくてもいいの?




皆さん将棋のルール、ご存知ですか?「駒の動かし方くらいなら・・・」「金と銀ってどう動くんだっけ?」いいんです!そんなこと一つも知らなくても、三月のライオンを楽しめるんですね。

主人公は17歳の少年「桐山零(きりやま れい)」。彼は人と打ち解けるのが苦手で、小さいころから仲間はずれが当たり前でした。でも将棋だけは強く、数々の子供大会で優秀な成績を残していました。しかし、そんな彼に悲劇が襲いました。それは両親と幼い妹の突然の事故死。一人残された彼は、父親と懇意にしていたプロ棋士の家に引き取られていきます。心を閉ざし、一人ぼっちになった零は将棋とどう向き合っていくのか・・・。

この物語は「一人ぼっちな少年の葛藤」を軸に進んでいきます。将棋が強い以外は本当に普通の、でも家族も友もいない、一人ぼっちの少年の話です。一つ一つの対局を取っても、相手のドラマやそれに苦悩する零が丁寧に書かれていて、盤上よりも人間にフォーカスした作品と言えます。私自身、将棋のルールは知っているけれど戦法なんてまったく知らないド素人でしたが、このマンガに何度泣かされたかわかりません。

家族がいない零を囲む、暖かい他人

 

この作品には2つの顔があります。一つは、人との関わりを断とうとするひとりぼっちの世界。そしてもう一つは、そんな彼を半ば強引に包みこんでくれる人達との世界。度々一人になろうとする零に「夕飯食べにおいで」と誘い続けてくれる川本家の三姉妹。零の住むアパートにあがりこみ「永遠のライバル」と叫んでは将棋の練習に永遠と付き合わせようとする二階堂晴信(にかいどう はるのぶ)。この人たちのちょっと強引だけど暖かい存在が、人との関わりが苦手な零の胸を打ち続けます。

毎度毎度、これが読者にとっては他人事のはずなのに、まるで自分のことのように嬉しいんです!川本家のごはんは全部おいしそうだし・・・。二階堂はもっちりつやつやしてるし・・・。

きっと懐かしい気持ちになれる

 

ここまで紹介したのは三月のライオンのほんの一部、氷山の一角です。登場人物一人ひとりの背景は複雑で一筋縄ではいかないのですが、心を空っぽにして楽しんでいただければと思います。そして最後には胸がいっぱいに満たされて、なんとなく懐かしい気持ちになり、いつまでも後を引く作品であると自信をもって言えます。ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

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