ライター名：喪女マリア（http://twitter.com/mojyo_maria）
知ってる？マンガ「87clockers」が激渋で面白い！
マンガ「87clockers エイティセブンクロッカーズ」をご存知でしょうか？知ってたら、ちょっとすごいと思う。私の周り誰も知らねーんだけど。寂しいわー。ってことでね、じみーに布教したいと思います。
マンガ「87clockers」はこんな人にオススメ！
87clockersのコミックセットは駿河屋が安い！
とにかく暇してる。音楽が好き。パソコンが好き。ちょっとだけ恋愛があったりなかったりくらいが好き。のだめカンタービレが好き(作者がのだめの二ノ宮知子さんでございます。)それからオーバークロックが何か分かる人は確実に読むべきですね。そう、このマンガ、オーバークロックというものが題材です。
オーバークロックとは？？ ってなりますよね。ざっくり言うと パソコン部品に死ぬほどこだわって最強のマシンを作って動きの速さを極める、それがオーバークロックです。作中では「パソコン界のF1」という風にも言われてます。主人公は音大生の一ノ瀬奏(いちのせかなで)。音大生ってあたりがやはり二ノ宮知子先生ってところだろうか。その奏がオーバークロックで世界的に有名な「ミケ」にこき使われているヒロインに出会ってあっさり惚れてまう。んでオーバークロックに手を出してまうんですねー。
オーバークロックをするにはまず部品。作中では部品探しに奔走するさまが何度も出てきます。アキバに行くだけでなく部品製作会社の倉庫まで乗り込むことも。世界一を目指すにはどのメーカーの部品を使うかだけじゃなく出来のいい生産年月日、さらには時間まで特定して探し出す。とんでもない世界だ。1巻ではオーバークロックとは？？だった奏がオーバークロックにのめり込み、音大生的能力も発揮しつつ大会にまでどんどん出ていっちゃったりして奏くんどこまで行くの？そんなマンガです。
さすがのだめの二ノ宮知子先生です。描写力でパソコンに弱い人でもオーバークロックに興味を持たせて作品にのめり込ませる力がある！ぜひともご一読を！
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